衛生管理者 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記
暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。
第2章-2 労働衛生(有害業務)
1.じん肺は、さまざまな合併症にかかりやすくなる。肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどがじん肺に密接に関係する。
2.鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸は、肺に線維増殖性変化をきたし、けい肺結節を形成する。
3.炭素を含む粉じんもじん肺を起こすことがある。炭素のほか、鉄、アルミなどの金属粉じんも、じん肺を起こすことがある。
4.石綿は石綿肺と呼ばれるじん肺や肺がん、胸膜などの中皮腫を起こすおそれがある。
5.けい肺は、遊離けい酸によって生じるじん肺である。進行してから、咳や痰が始まり、やがて呼吸困難に陥る。
6.米杉、ラワンなどの木材は、その粉じんを吸入することによってぜんそくを起こすことがある。植物性粉じんは有害性は低いものの、労働者の体質によってはぜんそくなどを起こすことがある。
7.カドミウムの標的臓器は肺と腎臓で、急性中毒では上気道炎、肺炎、慢性中毒では肺気腫や腎障害がみられる。
8.マンガン中毒では、筋のこわばり、震え、歩行困難などを起こすことがある。
9.金属水銀中毒では、手指の震えや感情不安定、幻覚などの精神障害の症状がみられる。
10.鉛中毒では、貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛などの症状がみられる。
11.クロム中毒では、鼻中隔穿孔、皮膚障害、肺がん、上気道がんなどの症状がみられる。
12.砒素中毒では、角化症、黒皮症などの皮膚障害、末梢神経障害などがみられる。
13.金属熱は、金属のヒュームを吸入することによって生じるアレルギー反応で、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。高温による体温調節機能が障害を受けることにより発生するものではない。
14.一酸化炭素中毒の後遺症として、健忘やパーキンソン症状がみられることがある。