衛生管理者 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記
暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。
第1章-2 労働生理
1.肺循環とは、右心室から肺動脈を経て肺の毛細血管に入り、肺静脈を通って左心房に戻る血液の循環である。
2.肺を除いた各組織の毛細血管を通過する血液の流れは、体循環の一部である。
3.心臓から拍出された血液を送る血管を動脈といい、心臓に戻る血液を送る血管を静脈という。
4.大動脈は、酸素を多く含む動脈血が流れるが、肺動脈は、二酸化炭素を多く含む静脈血が流れる。
5.心臓の拍動は末梢の動脈まで伝わるが、この拍動による動脈圧の変動を触知したものを脈拍という。一般に、手首の橈骨動脈で触知する。
6.心臓は、心臓の中の洞結節(洞房結節)により発生した刺激が刺激伝達系を介して心筋に伝わることにより、規則正しく収縮と拡張を繰り返す。
7.心臓自体は、大動脈の起始部から出る冠状動脈によって酸素や栄養分の供給を受けている。心臓自体に酸素や栄養分を供給している動脈を冠状動脈という。
8.心臓の拍動は、自律神経の支配を受けている。自律神経のうち交感神経は心臓の動きを促進し、副交感神経は心臓の動きを抑制する。
9.身体活動時には、血液中の二酸化炭素分圧の上昇により延髄にある呼吸中枢が刺激され、1回換気量および呼吸数が増加する。
10.胸郭内容積が増し、内圧が低くなるにつれ、鼻腔、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
11.肺胞内の空気と毛細血管中の血液との間で行われる酸素と二酸化炭素のガス交換は、外呼吸である。なお、内呼吸のガス交換は、組織細胞と毛細血管中の血液との間で行われる。
12.成人の通常の呼吸数は、1分間に16~20回であるが、食事、入浴、発熱、運動などによって増加する。
13.呼吸運動は横隔膜と呼吸筋(肋間筋)の協調運動によって胸郭内容積を周囲的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
14.呼吸に関与する筋肉は、延髄にある呼吸中枢によって支配されている。
15.通常の呼吸の場合の呼気には、酸素が約16%、二酸化炭素が約4%含まれる。